平成最後の名古屋への旅
1月…。私が努めている業界が超繁忙期に入る前に、活力を得るため名古屋への飛行機三昧の旅をしてきた。
行きは、長崎空港(RJFU)からNH 372(Boeing 737-881 JA73AN)で、アップグレードでプレミアム。飛行時間が短いのでプレミアムを満喫できる時間が少ないのが残念。
FBの中で友人になったK氏とO氏に滞在ホテルまで迎えに来ていただき車でまずは「MJR Museum」へ。
「MRJ Museum」は予約をしておかなければ入ることができない。K氏が事前に予約をしていただいており、指定の時間に入場。受付は「あいち航空ミュージアム」内2階にある。そこからシャトルバスでミュージアム会場へ。
残念ながらミュージアム内部は撮影禁止であり、携帯電話やデジタルカメラ等の機器は入場前に専用個別ロッカーに保管される。各自にハンディタイプのイヤホンを渡され、案内役のお姉さんについていく形となる。
写真がないので説明しづらいが、会場内にはMRJの原寸大モックアップ、フライトデッキ、キャビンや貴重な資料関係が多数展示され、とてもボリュームのある内容となっている。また後半には実際にMRJを作製している工場内を上から見ることができる。
国内で航空機を製造しているところを見学できるのは、たぶんここだけ。貴重な経験ができる。興味のある方は是非予約をネット上から行い行ってみては?
「工場見学ツアー + あいち航空ミュージアム入館 セット券」で1,500円也。
https://www.mhi.com/jp/expertise/museum/mrj/tour/
その後、「あいち航空ミュージアム」へ、ここは予約なしでも余裕で入れる。「あいち航空ミュージアム」は名古屋空港のすぐ横にあり、直ぐ側で離発着する飛行機やヘリを見ることができる。会場内には、いろいろな飛行機の模型やYS-11などの展示、体験型アミューズメントなどもある。時間の関係上、長く滞在できなかったのが残念。
昼食後(愛知名物、ナポリタン)、セントレアへ向かい今回の旅のメインである「Flight of Dreams」へ。
ここの売りはなんと行ってもすぐ目の前でB787を見ることができるということ。そんなにいろいろなアミューズメントがあるわけではないが、飛行機好きならこれだけでも興奮するだろう。
B787を囲むように飲食店が並んでおり、美味しいカフェを飲みながら、ゆったりと飛行機を見る…、な~んて時間を過ごすことができる。
1階ブースでは、有名処の「Luxury Flight」さんが入店しており、B787のシミュレーター体験もできる。時間帯ではプロジェクション・マッピングを使ったショーも。
「Flight of Dreams」はずっと行きたかった場所。今回行くことができとても有意義な旅だった。また普段ではネット上だけの友人ともリアルに会うことができ、いろいろな話ができたことも良き思い出となる。
帰りはセントレア空港(RJGG)からNH 373(Boeing 737-881 JA75AN)で。機材確認作業で出発が20分ほど遅れるというハプニング付きだった。
今度は伊丹空港の千里川か、成田の航空博物館かな~。
はてなブログに登録してみた
なかなか長続きしないブログ記録作業。新年に先立ち目標としてやってみようと決意。この「はてなブログ」に登録してみた。
多分、ほとんど趣味であるフライトシミュレーターネタが殆どになるような気がするが・・・。
私のプロフィール
バーチャルパイロットになって早何年になるのだろう。
もともとの要因は幼いときにある。カッコいい制服に憧れたそのパイロット。夢叶わない職業であるということが判明したのは幼い時。ある人からこう言われた「色弱はパイロットになれない」。そう自分は目の問題でこの職業にはなることが出来ない。身体検査で落とされることがわかった。幼いときにこの事がわかったときのショックはかなり大きかった。今思えばパイロットになれなくても、その職業に関連するグランドの仕事などの選択肢があったのだろうけれども、そのときにはそこまで機転が効かなかった。はたからなれないもの、なれない職業、パイロット。
小学、中学、高校、大学と進学し地元に帰って就職をして、就職祝いとして自分にパソコンを購入した。PC-98シリーズ。その当時、35万円以上の大きな買い物だった。(パソコンは本当に高かった・・・)ときにWindows3.1から95へ大改革が起きている時代だった。
そこでパソコンショップで目についたものそれが「Microsoft Flight Simulator 95」だった。1996年に発売されたこれは、後のフライトシミュレーターの火付け役となり大ヒット作となったものだ。忘れかけていたパイロットの夢が心の底から湧いて溢れてきた。バーチャルの世界だったら飛べる・・・。そう、ここから始まった。
時代は移り変わり、Microsoftのフライトシミュレーターチームも時代の流れで解散し開発は中止。今や「Prepar3D」の時代となった。ポリゴンは大幅改善され、あたかも実機のようなシミュレートで飛ばすことが出来る。グラフィクも大幅進化し遠目で見ると実写とも区別がつかないようになってきた。
フライトシミュレータをやっている諸先輩方は、バーチャルでのATCで飛ばれている方もいる。さすがにここはでは自分はできないが、とてもいい時代になった。
これだけの環境でシミュレートするには、それなりのハードへの投資(お金など)も必要となる。若い時分ではそのあたりがクリアできない。40代の落ち着いた年齢になってやっとこのようなハードルを超える事ができるようになった。(20~30代は我武者羅に働いていたからね~)
家族の理解もある。夜な夜なPCの前に居座り、バーチャルの世界のパイロットをやっている夫、父を理解する、寛容に見守っている家族にも恵まれた。「父が幼い頃、なりたかったもの」との理解があるのだろう。
さあ、やっと夢のパイロットになれた。バーチャルの世界だからってなんだ。飛べればいいじゃないか。空想の世界でもう一つの生きがいになるはずだった「やりたいこと」をやっていこう。
<注>
航空機関係の操縦方法はあくまでも独学での世界ですので、私がやっていることが正しいはずはありえません。あくまでも趣味レベルでのお遊びですから、そこのところはよろしく。ただ、できるだけ本当のものに近づけたいという欲求はありますよ、もちろん。